目の前には、さっきの先輩はいなくて 「遥斗…先輩?」 そこには、遥斗先輩がいた。 「あの…先輩は…」 「追い返したから」 遥斗先輩が、助けてくれたんだ… そんなことを思ったら、足の力がフッと抜けてしまう。 足で踏ん張ろうとしても、すぐには力が入らなくて。 倒れる…っ! 衝撃を想定して私は、再びギュッと目を瞑った。