と、考えた時。 ぐるりと部屋を見渡して、時計を探す。 黒と白のモノトーンな色合いの時計が、壁にかかってあった。 「ぇ」 思わず、声が出てしまった。 「?どうしたの?」 小さくか細い声だったけれど、ほぼ無音状態の部屋には響いていたらしい。 男の人が、こちらを覗き込む。