「あの」 「ん?」 「助けて……くださって、ありがとうございました」 「あぁ、いいよいいよ。お礼なんて。……それより、なんで君倒れてたの?」 「……自分にも、分かりません」 小さく呟くように言うと、彼は少し目を開いて、驚いた様子だった。