金曜日の罪





「あの」


「ん?」


「助けて……くださって、ありがとうございました」


「あぁ、いいよいいよ。お礼なんて。……それより、なんで君倒れてたの?」


「……自分にも、分かりません」




小さく呟くように言うと、彼は少し目を開いて、驚いた様子だった。