千曲川の河川敷。 穂乃花は届いた手紙を読みながら、胸に手を当て目を閉じた。 その閉じた目からは自然と涙が零れ、そして頬を伝う。 もう何度、この手紙を読み返し、涙を流した事だろう。 「私は…。」 目を開き千曲川を眺める。 いつもと変わらない景色。 「決して…。」 涙が1粒、2粒、落ちていく…。 「忘れない…。」