「愛姫さん、頑張って下さい…。」
「応援してくれる?」
「もちろんです…。」
「良かったぁ。」
愛姫は安心した表情を出したが、すぐに穂乃花の顔を覗き込んだ。
「ところでさ、穂乃花ちゃん、これは私の勘だけど…。」
「はい…。」
「何だか河川敷に来た時、暗くて寂しい顔をしてたように見えたけど…。何かあったの?」
「い、いえ…。」
少し戸惑いながら顔を背ける。
「何か私に力になれる事があれば言ってくれていいよ。」
「そんな…、愛姫さんに…。」
「私、その為に来たんだから…。」
背中をさする手から優しさが伝わってくる。
「あの…。私…。」
少し間を置いて、静かに話し始めた。

