「いつもピンク色の封筒でファンレター送ってくれてありがとう。マネージャーから返信しないように強く言われていたから今まで何も出来なかった。本当にごめんね。」
「そんな事…。」
「私がこうして、テレビやイベントで歌が歌えるのは穂乃花ちゃんのお陰。穂乃花ちゃんにたくさん助けられた。」
「私は何も…。」
「ううん。穂乃花ちゃんは沢山の力を私に与えてくれた。いつも書いて送ってくれるポエムも素敵だと思うよ。」
「本当に…。」
どこまでも笑顔で褒めてくれる愛姫に穂乃花は未だ信じられない顔をしている。
「どうして…。」
「ん?」
「どうして…、愛姫さん…。」
「どうしたの?」
「ここに居るのですか…?」
小さな声で尋ねる。
「そうだよね。穂乃花ちゃんがそう思うの、当たり前だよね。」
「はい…。」
「Shipも解散してしまってね。」
千曲川を眺めながら愛姫が話し始めた。

