「え、え?」
仰向けになり島根を見るが、突然の事で言葉がはっきり出てこない。
島根の目が血走っている。
(いつもの島根さんとは…、違う。)
そんな愛姫に島根は容赦なく覆い被さってきた。
「ちょ、ちょっと。」
島根はすばやく愛姫の首に手をかけた。
「俺は…。」
(何?)
何か呟いている。
明らかにいつもの島根ではない。
「俺は…。」
首を絞めつける力が強くなる。
「香織が…。」
(島根、さ、ん?)
「香織が全てだったんだ!」
「うっ。」
「香織だけがいればいいのに。」
(もしかして、香織の事が…。)

