「この前も、香織、滋賀健人君との密会写真撮られたらしいわ。」
スタジオの脇の小さな休憩室。
直美はホットコーヒーを飲みながら島根に伝えた。
「2回目ですね。」
「今度はどうする事も出来ず、週刊誌に載るそうよ。」
「何とか方法を考えなければなりませんね。」
「私ね、この3曲目でShipを解散させようと思っているの。」
「いよいよですか。」
「あなたは、香織と愛姫、どちらを残すべきだと思う?」
突然尋ねられても島根は顔色1つ変えない。
「私はどちらでも結構です。」
「相変わらず冷たい言い方ね。」
直美も苦笑いを浮かべる。
「社長は決まってらっしゃるのですか?」
「…まあね。」

