純恋愛花火

ー今年の花火を終了いたしますー

遠くの方で、終了の放送が聞こえた。

「帰ろうか?」

「うん」

私達は駅に向かった。

「花村」

「うん?」

「人混み多いから、手繋ごう」

そう言って、私は隼人に手を掴まれた。

いまの私の顔見られたら、恥ずかしい。
だって、いまの私は、真っ赤な顔になっているから。