「まぁ、ホンモノをいただけたからいいわ。早く帰えりましょう。」 私たちは金庫のそばに私たち家族の象徴である、半分に切ったトランプを置き、涙の形のペンダントを手にとって屋敷から出た。 車に乗り、キングとハヤテと合流して、家に帰る。 後部座席に座りながら、私はブルーダイヤのペンダントを月光にあてる。 「綺麗…」 ふと外を見ると、車はちょうど信号で停止したところだった。 その歩道にいたのは…