私たち三人は病院から遠い所に止めてあった黒い乗用車に乗り、ハヤテの運転で『家』に帰ることにした。
「安全運転でお願いね、ハヤテ。私まだ起きたばっかりでからだ鈍ってるし、何かあったら逃げられないから。」
「任せとけって。」
「ダメよ。ハヤテの運転、いつ死んでもおかしくないくらい怖いんだから。ね、フクロウ?」
「…う…ん」
なんとも眠そうな、やる気のカケラも感じられない返事が運転席の隣から聞こえる。
「相変わらず車に乗るとすぐ寝るのね、フクロウは。」
「……zzz」
「ま、誰もそんな変わってないさ。強いて言えばキングが少し丸くなった気がするけどな。」


