「可愛いかったから消さないの!」



そう言い聞かせて手を広げ、美保を抱きしめた。



「楸のいじわる…」



「いじわるで結構!」



悪戯に笑う楸に



ドキッと美保の胸が高鳴ったことは



秘密。




お昼寝 終.