「いってきます♪」

玄関に置いてある写真に顔を向けながら言った。

玄関すぐ前の階段を降り、学校へ向かう。

学校に着き教室入るなり僕は、

「おっはよーん!」

と、元気にあいさつ。

これが、僕の日課みたいなもんなんだ♪

それに、みんなもこれに返してくれる。

「おはよー」

「今日も元気やなぁ・・・。」

「おぉ~秋、はよ~。今日もカワイイな♡」

などなど、問題発言な奴もいるけど、

僕のクラスは明るくてとってもいいクラス。

今日も2‐Bの皆とごく普通の日常を

楽しむはずだったんだけど、

誰かが、三年生に転校生が来るって話を僕は

聞き逃さ無かった。

実は僕、転校生とかも大好きなんだよね♡

だから、休み時間に三年生の教室に行くことにしたんだ。

ん??

先輩?怖くないよ?

だって、

「あれ~秋また、三年生の所にでも迷い込んだのか?」

とか、

「秋君、今日は何しにきたの♪」

とかとか。

先輩たちは皆優しいから、ちっとも怖くない♪