「あ。」 そしてそのうち牧野くん家についた。 なぜ家を知っているのって 気になった人がいると思うけど 決してストーカーではない。 牧野くんの家は私の通学路の 途中にあって 前に一度、牧野くんが家から出てくるのを 見たことあるから。 「俺、ここ家だから。」 「う、うん。じゃあ…ばいばい。」 …離れるの寂しい。