「お、重い…。」 今、なぜか私は分厚い本を 大量に両手で抱えてる。 それはなぜかというと5分前の話──。 「宮原、この本全部図書室に持ってって。」 「はい?」 先生に職員室に呼ばれて行った。 そして中に入ってみると 先生の一言目が上の通り。 「でもなんで私なんですか…?」 「え、俺が作ったテストが 一番低かったから。」 「…げ。」 先生、 もっとオブラートに包むことができないのですか。