「そーいえばさ、そろそろ試験発表だね。」

2人の空気に耐えられなくなった私は、新しい話題に話を変えた。

「そういえば…。もうそんな時期か〜。もう、愛羅は勉強始めてるの??」

「うん、一応。赤木くんは??」

私は、雪ちゃんの質問に答えて赤木くんに話を振った。

「俺が勉強してると思う?」

赤木くんは、にっこりと笑いながら言った。

「春、また赤点とるわよ…。」

雪ちゃんはため息をついた。

「じゃあさ、勉強会しない??」

私は、一つ提案をした。