ねぇ、もう一度。



鬼を始めてみたものの、みんなだいぶ



遠くのところに行ってしまっていて……。



『うぅ〜追いかける気がぁー…(泣)』



そんなことを思ってたら、



私の横を風が通り過ぎていった。



と、思うほど、綺麗なフォームで、



陸斗くんが駆け抜けていった。