いつまでも君が好き

「ねぇ……、準斗」

「何?」

 気になった私は、準斗に聞いてみることにした。

「私と一緒に遊べて、楽しかった?」

 私の質問に、準とは考えるように口元に手をあてる。

 これで、「楽しくなかった」なんて言われたら……どうしよう。

 きっと準斗は、そんなこと言わないと思うけど。

 しばらく静かな時間が流れ、やがて準斗が口を開いた。

「楽しかったよ」

「……え」

「僕、穂乃果と海に来られて、本当に良かったって思ってる。……嘘じゃない」

 準斗……。

 私の胸に、熱いものがこみ上げてくるのが分かる。
 油断したら、ここで泣いてしまいそうだ。

 そんなこと、今まで一度も言われたことがなかった。

 そもそも友達と一緒に遊ぶことが少ないのだ。なのに、そんなこと言ってもらえるはずがない。

 けれど、今は違った。

 大切な友達に、準斗に、言ってもらえたのだから。

 それが嘘かほんとかは、私には分からない。

 でも、準斗がこういう真剣な時に嘘をつくなんて、私はないと思っている。

 だから、今言ったことも本当なんだろうって。

 私は、準斗の方へ体ごと向けると、

「ありがとう。私も……楽しかった」

 上手くできてるか分からないけど、微笑みながら……準斗にお礼の言葉を述べた。

 それを聞いた準斗は、

「こっちこそ」

 やっぱり微笑みながら、そう答えてくれた。