いつまでも君が好き

「桐生さんと名古屋さんって、いつも一緒にいるんだね」

「そういえばそうだね」

 桐生さんはにかっと笑いながら、名古屋さんの肩を抱く。

 ……なんか、恋人同士みたい。

 そんな思いが、私の頭をよぎった。

「あたしと美優は、小学生の頃からずっと仲良しだったしっ」

「そういえばそうだね~」

 桐生さんがついさっき口にした一言を、美優さんが今口にする。

 それを聞いた桐生さんは、あははっと笑った。

「それ、あたしがさっき言ったよ!」

 すると名古屋さんも、つられて笑い出す。

「そっか、面白いね~」

 ……なんでこんなに、楽しそうに笑いあえるんだろう。

 私だったら、乾いた笑みしか浮かべられないのに、この二人は腹の底から笑いあってるような気がする。

 やっぱり、本当の友達って、いいな。

 私には、準斗くんがいるけれど。

 でもやっぱり、女の子の友達も欲しいなって思ってしまう。

 別に、準斗くんのことが嫌いなわけではない。いや、嫌いなわけがない。

 私によくしてくれて、たまにちょっぴり意地悪だけど、根は優しくて。

 こんなにいい友達に巡り合えて、よかったと思ってる。

 長年一人だった私を救ってくれた、今やなくてはならない存在……だと思うし。

 でも、私も中学二年生だ。考えてしまうところもある。

 いやっ、別に……、準斗くんのことが嫌いなわけじゃないんだけどねっ!