秘密の恋

「桐山先輩!
ちょっときてください!」


先輩はすんなりきてくれた。


「メアド教えてもらってもいいですか?」


「いいよ」



赤外線通信でメールアドレスを交換した。

キーンコーンカーンコーン…「チャイムなっちまったー。んじゃねバイバイ☆」


先輩は私に背を向けた。


そして階段をおりて行った…。


姿が見えなくなるまで


ずーっと立っていた。


あそおだ。


トイレに行きたかったんだ!