彼氏じゃない人を好きになりました。


“最近ここらへん変質者が出てるから、鍵ちゃんと閉めとくのよ”

変質者…変質者!?


怖くて叫ぶこともできずにあたしはゆっくり後方へ後退り。

何かあった時のためにと、近くのバスタオルを慌てて体に巻きつけた。

その影は今にも窓をこじ開けてきそうだ。