その途中でまたお姉ちゃんが振り向いた。 「最近ここらへん変質者が出てるから、鍵ちゃんと閉めとくのよ。」 「分かってるって!ていうかそれ、お姉ちゃんの方が危ないから気をつけてよ!?」 「はーい!行ってきまーす!」 お姉ちゃんは笑いながら出て行った。 あたしはそれを確認して鍵を閉めに行く。