彼氏じゃない人を好きになりました。


近く夜喫茶店に入ったあたしたち。

しばらくの沈黙の後に優は言った。
「オレたち、別れよう。」

「…え?」
初めは何言ってるのか理解できなくて、あたしは聞き返した。

「別れよう。」
「なんで…ねぇ、なんで?」

涙が目に溜まってくる。