彼氏じゃない人を好きになりました。


時刻を教えてやり、望は居なくなった。

「終わっちゃったか…。」

ハハッと力なく笑う。


その時涙が零れそうになり、慌てて目を閉じた。

脳裏に浮かぶのは望の笑顔。
一緒に過ごした日々。