「望。顔色悪いけど大丈夫か?」 晴兄が心配そうにあたしに聞く。 「え?あ、うん!大丈夫!昨日ケーキ作ってて寝不足だからさ。」 あははっと笑うと、晴兄はそれ以上追求してこなかった。 忘れるって決めたじゃん。しっかりしろ、あたし。 昨日のことはもう忘れればいいんだ。