あたしの腕の中の男の子は泣きじゃくっていて、慌ててお母さんらしき人が駆け寄ってきた。 「ありがとうございました!!あの、救急車呼びましたから!」 「…っ!!」 あたしは男の子をお母さんに預け、晴兄のところに駆け寄る。 ダンプの運転手も降りてきて、オロオロとしている。