ドンッ…ー もうダメ、と思ったとき、あたしは背中を押されて男の子を抱えたまま歩道に転がり込んだ。 誰が背中を押してくれたの…? 慌てて振り向いたあたしは固まった。 そこには血だらけでぴくりとも動かない晴兄の姿があった。 「は、る…にい…?」