「あー、だるい。」 そんな独り言を言いながらもう一度ソファに座って体温計を脇に挟む。 しばらくして、ピピッと小さな音が鳴った。 「え、38度6分!?そんなにあったの??」 年中めったに体調を崩さないせいか、どの程度のだるさがどのくらいの熱か、なんてよくわからない。