「じゃあ、向こうの店でなにか買おうか。」 晴兄はそう言うと、たったと駆けて行ってしまった。 呆然と立ち尽くすあたしたちに、振り返った晴兄が言う。 「そこのベンチに座ってて。全員分買ってくるから。」 「晴兄、オレも行くよ。」 晴兄の方へ優も走っていった。