彼氏じゃない人を好きになりました。


「え!そんな悪いよ!晴兄に後で返さないと。」

あたしはそう言いつつ優の後に続いてゲートをくぐった。

「女がそんなん気にする必要ねぇよ。つーか、オレには別に悪くねぇのか。」
「優にはいつも夕飯与えてるでしょ。」

「ああ!?与えてる!?ペットみたいに言うな!」