「真名、ごめん!先帰っててもらえる?」 「いいよ、待ってる。あたし暇だから。」 「ありがと!」 あたしはそう言い残して晴兄の後について行った。 そして屋上に出る。 夏だからムシムシしてて暑い。 夕方で陽はかなり傾いてるはずなのに、まだまだジリジリと焼けるように強い光を放っている。