優はあたしたちの前を素通りして自分の席に着いた。 何もしてこないなんて珍しい。 「優が望をいじらないなんて…。さては、望の初カレが効いたか…。」 真名があたしの横で意味のわからないことを呟く。 でもまあ、優があたしに突っかかってこないなんてほんとに珍しいことだ。