キケンな迷路~ラビリンス~

東條さんの前に真山さん、私の前に翔が座った。



「雨宮さん、先ほどは助けていただき有難うございました」



「いえ、偶然なんです。東條さん達だって気づかなくて・・・だから、お礼だなんて・・・でも、通り魔なんて物騒ですよね」



「通り魔なんてもんじゃねーよ」



「え?違うの?」



「まぁ、いい。それより、りんは結構腕が立つようだが、何かやってたのか?」



・・・・聞かないでほしいけど、言わないと東條さんのジッと見つめる目から逃れられない気がした。