キケンな迷路~ラビリンス~

東條さんは、一瞬フッっと笑ったかと思うと、前を向いて



「もうしばらくだ、休んでろ」



と言った。



このままですか?



男の人って言ったら家族くらいしか触れ合いがない私は、休めるはずがない。



いや、家族でもこんなに密着しないか・・・



心臓がドキドキしちゃって落ち着かないのに、東條さんは相変わらず私を抱き寄せたまま前を向いて目を閉じていた。



こんなにドキドキする方がおかしいのかな?って考えたら気持ちが楽になって体の力が抜けた。