キケンな迷路~ラビリンス~

「こっちに来い」



「え?」



「もっと近くに来い」



「・・・」



ええ~~!? そんなの恥ずかしいよ~無理!



助手席の真山さんは、さっきからパソコンをカタカタしていて、こちらは気になっていない様子。



でも翔は、気になるのか運転しながらルームミラーでチラチラこちらを見ている。



なんか、気まずい・・・



と思っていると



「早くしろ」



と言って、私の肩を抱き寄せ、栗色の髪にキスをした。



「ひゃっ」



突然の出来事に肩を竦めた。