キケンな迷路~ラビリンス~

見物人払いをしてくれていたらしい翔が、のびている男を軽く蹴りながら



「若、ルイさん、そろそろヤバいっす。サツが来ます!!」



「チッ・・・翔、車回せ。ルイ、若い奴らにソレ、回収に来させろ」



ソレと言って男を顎で指した。



「「はい」」



「りん、立てるか?」



「うん」



立ち上がろうとしたが、足に力が入らなくてよろめいた。



「あぶねっ」



けれども私を支えるように、しっかりと腰に手が差し込まれた。