キケンな迷路~ラビリンス~

「りん!!」



顔を上げると目の前に東條さんがいた。



「りん、ケガはねぇか!?」



膝を着いて、私を真っ直ぐ見つめてくる綺麗な瞳に吸い込まれそうだ。



「おい、りん!!」



両肩に手をおいて、軽く揺さぶった。



「う・・・うん・・・大丈夫」



私の声を聞くとはぁ~っと盛大な溜息を吐いて




私を




抱きしめた。





「っっ」




「無茶すんじゃねーよ、バカ!!」



と言いながら、抱きしめる腕をギュッと強くした。