キケンな迷路~ラビリンス~

相変わらずナイフを頬に押し付けながら男が言った。



「アイツら?」



「そうだ!アイツらだっ」



いつの間にか数メートル前方にいる先ほどの2人組に向かって、ナイフを振り回した。



それにつられて視線を前に向けると



「うそっ・・・」



2人組は



カトレアで会った東條さんと、真山さんだった・・・・



「若っ!っケガねえっすか!?」



2人組に駆け寄ってきたのは翔だった。



東條さんは「あぁ」と軽く返事をすると、私達の方へジリジリと近寄ってくる。