キケンな迷路~ラビリンス~

早く帰って、また練習しよ~っと!



「相変わらずここは人が多いな~」




駅に向かって歩いていると、突然キラッとした光が目に飛び込んできた。



まるで、鏡で太陽の光を反射させたような・・・



「うっ・・・」



思わず眉間に皺を寄せて声が漏れた。



目を開けると何故か、そこだけスポットライトが当たったかのように、私と対角線上にいる1人の男に目が釘付けになった。



中年位の男だ。



体を路地に隠すようにして頭だけを通りに出し、辺りを窺っている様に見える。