キケンな迷路~ラビリンス~

百合子先生宅を出て、時間を確認した。



「まだ、ちょっと早いけど、いいかな?」



表通りは、少しずつ夜の顔へと変わっていくようで、既に様々な色のネオンで彩られていた。



「カトレア、カトレア・・・」



初めて踏み入れる場所に、いささか緊張しながらもカトレアを見過ごさないように控え目にキョロキョロ。



「あった~!!」



周囲の怪しげな店とは違う、ちょっと大人っぽい雰囲気の店構えだ。