キケンな迷路~ラビリンス~

2階まで階段で上っても、やっぱり普通のマンションだ。



隼人さんは、5つ位ある内の一番奥の部屋のドアを、ノックもせずにいきなり開けた。



「ちょっ、隼人さんっ・・・」



いくらなんでも、こんな時間だ。







でも部屋の中は、キャンドルとブラックライトで僅かな明るさを保ってはいるが、居住者がいるとは到底思えない空間だった。



「・・・」



「いらっしゃいませ」



「りん、こっちに来い」




ここは、言葉通りの ”隠れ家” で、見た感じですぐにバーだとわかった。