キケンな迷路~ラビリンス~

裏口から、メルヘンに隣接されている駐車場に出た。



そっと覗き込むと



いつも送り迎えしてもらっている白い車ではなく、黒っぽいセダンが1台止まっていた。




左側の運転席辺りに寄りかかって、タバコの煙を、少し上を向いてフゥ~っと吐いている姿が、駐車場の微かな照明に照らされていた。



その色っぽい姿にドキッとした。



「なんで今、ドキッとしたの?・・・」



と呟いた。



駐車場の砂利を踏んだ音に気付いたのか、東條さんがこっちを向いた。