キケンな迷路~ラビリンス~

「ごめんまどか。明日ちゃんと説明するから!!」



ポーチから手鏡を出してリップをサッと塗り直し、手ぐしで髪を整えた。



「じゃあね」



「りんっ!!」



「何?」



「まさか、そのままあのイケメンさんに会うの?」



「??・・・なんか変?」



立ち止まって、自分の姿を見下ろした。



「いや、変じゃないんだけど・・・ちょっとこっち座って」



無理矢理、パイプ椅子に座らされた。



「ちょっと~何?」



「女の支度は、時間がかかるって決まってんのよ! ちょっと位いいでしょ」