キケンな迷路~ラビリンス~

その頃、隼人のマンションでは・・・




広々としたリビング。



隼人はリクライニングとオットマンの付いたゆったりソファで車の雑誌を見ている。



その向かいでは、いつものようにルイがパソコンを弄っている。



翔は、今流行の体験型ゲーム(対戦モノ)を1人でやっている。



規則正しくカタカタと叩いていたキーボードの音が無くなったことを不思議に思った隼人。



雑誌から目を外した。



「ルイ・・・どうかしたか?」



「あっ、いえ・・・何でもありません」