「りん殿、どうしました?腕が鈍っているようですが」



ガキンッッ!!



真剣を交えながら一心さんがニヤリとした。



「鈍ってなんか・・・いませんよっ・・はぁっ・・・はぁっ・・・」



「フッ・・・それは失礼しました。
では日頃のトレーニングの成果をみせていただきましょうか」



といって私を壁際に立たせた。



”刀で弾道を逸らす” 練習だ。



「もう、できますよね?」



「うっ・・・」


正直、自信がない。