キケンな迷路~ラビリンス~

「明日からの特訓が楽しみですね」



一心さんは私の心を読んだのか、不敵な笑みを浮かべた。



「「「俺も特訓してやるぞ!!」」」



・・・せっかく実家に帰ってきたのに全然ゆっくり出来なさそうだ。



ガックリとうな垂れていると



「みなさ~ん、お食事の用意が出来ましたよ~」



お手伝いの佐枝子さんの声がした。



「み、みんなホラッ、ご飯だって。行こうよ」



話を逸らせたと思ったのに



「明朝9時からの特訓。遅れないように」



と一心さんに念を押された。