キケンな迷路~ラビリンス~

「それにしても、りんちゃんって意外と積極的なんだね~俺、嫌いじゃないよ」



「何の話ですか?」



「え~? 忘れちゃったの~?」



と言いながら、両手で女の人を抱きしめる仕草をして、ニヤニヤした。



「!!」



勢いで、店長に抱きついた事を思い出して赤面した。



「ち、違います! あれはっ・・」



「りんちゃんは、スタイルいいんだな~柔らかかったしぃ~」



と言って両手の指をいやらしく動かした。



て、店長って、そういうキャラなのぉ~~!?



「~~セクハラですっ!!」



私はプリプリと怒りながら、更衣室に逃げ込んだ。



「ふふっ、これからの2人が楽しみだっ!」