キケンな迷路~ラビリンス~

無事に演奏が終わった。



「ふぅ~終わった~」



VIPルームへと続く螺旋階段を上ってドアをノックすると、真山さんがドアを開けてくれた。



「りんちゃん、お疲れ~!!」
「雨宮さん、ピアノ良かったですよ」
「りん、ピアノ弾けたんだな~」



みんなが褒めてくれた。



わたしが演奏している間に店長が、喫茶店でバイトしてる事と、今日だけ代理でピアノをお願いした事を、東條さんに説明してくれていたらしく、先ほどまでの微妙な空気はなくなっていた。