キケンな迷路~ラビリンス~

「隼人っ!?」



振り返って見ると、勢いよく部屋に入ってきたのは、店長だった。



この状況に困り果てていた私は、店長の登場に心底安心して、少しウルッとした。



「てんちょぉ~~!!」



ガバッ



私は思わず店長に駆け寄って、抱きついてしまった。



「っとぉ~びっくりした~、どうした?隼人に何かされたか?」



大きな手で背中をポンポンとしてくれている店長に抱きついたまま、首をブンブン振った。



それを見ていた東條さんは、ソファから立ち上がった。




「りん、今すぐ離れろ!!・・・東、どういう事だ」



と、聞いたこともないような低い声で唸った。