キケンな迷路~ラビリンス~

恐らく入り口から纏わりついていたであろう数人の女の子達から、不満の声が上がり出した。



「シゲ、上の部屋使うぞ」



「ご用意してありますので、ごゆっくりどうぞ」



ごゆっくりしなくていいよ・・・



シゲさんは隣にいた私に気づいて、え?え?って感じで東條さんと私を何度も交互に見た。



でしょうね? 私だってそんな心境だよ・・・



ピアノのあるメインフロアの脇にある螺旋階段を上がると、ドアが2つ。



そのうちの1つの部屋に入る際に一言。



「ルイと翔はここにいろ」



「「はい」」